サウジアラビア ロシアを訪問

  • 2017.10.08 Sunday
  • 00:18

 

 

   

 

 

兵器取引  石油価格  シリア情勢について 話し合った模様



サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドゥルアジズ・アル・サウド国王が10月4日から7日にかけてロシアを訪問、ウラジミル・プーチン大統領と会談した。

ロシアの防空システムS-400を含む兵器の取り引き、石油価格の安定化、シリア情勢などが話し合われたようだ。


2011年からサウジアラビア、イスラエル、アメリカの三国同盟に協力してシリアに対する侵略戦争に参加していたトルコはすでにロシアへ接近、S-400の購入を決めている。
 

 

2015年9月30日にロシア軍がシリア政府の要請で軍事介入してから三国同盟の手駒であるサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とする傭兵、つまりアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は劣勢になり、今では崩壊寸前。


そこでアメリカはクルド勢力を侵略の主力に据え、ダーイッシュなどの戦闘員を合流させようとしている


アメリカは今年5月から7月にかけてクルドを前面に出してきた。それに伴って戦闘車両などを含む兵器を大量にクルドへ供給する一方、サラフィ主義者への支援打ち切ると宣言しているが、実際は一体化させようと目論んでいるわけだ。


シリアより少し前から侵略されたリビアは2011年10月にムアンマル・アル・カダフィ体制は倒され、カダフィ自身は惨殺されたが、シリアのバシャール・アル・アサド政権を三国同盟が倒すことは困難な状況だ。

そうした中、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン政権はロシアへ接近、2016年6月下旬にエルドアン大統領はプーチン大統領に対してロシア軍機撃墜を謝罪、7月13日にはシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆していた。

トルコでクーデター未遂があったのはその直後だ。


エルドアン政権はクーデターの首謀者としてアメリカへ亡命中のフェトフッラー・ギュレンの名前を挙げている。この人物はCIAの傀儡だと言われている。つまり、クーデター未遂の黒幕はCIAだったとトルコ政府は見ているわけだ。


当時、イスラム世界では武装蜂起の数時間前にロシアの情報機関からトルコ政府へ警告があったという話が流れていた。

蜂起が始まってから2時間後にイランもクーデターを批判している。当然、クーデター未遂後にトルコはロシアへさらに接近してNATOを揺るがしている。


そしてサウジアラビア。この国はトルコよりアメリカとの関係は深い。

アメリカは基軸通貨(ドル)を発行する特権と軍事力による脅しや侵略で生きながらえているが、ドルを基軸通貨の位置に留めてきたのはペトロダラーの仕組み。

サウジアラビアをはじめとする産油国に石油の決済をドルに限定させ、産油国に蓄積されたドルでアメリカの財務省証券や高額兵器を買わせるという形で回収してきたのだ。
 

 

サウジアラビアがアメリカから離れるとアメリカ中心の支配システムは崩壊しかねない。

サウジアラビアはイスラエルとも緊密な関係にあり、三国同盟から離脱する可能性は小さいだろうが、現在の動きはアメリカ支配層にとって心地良いものではないはずだ。


三国同盟がシリアの体制転覆計画が思うように進まず苛立っていた2013年7月末、サウジアラビアの情報機関、総合情報庁のバンダル・ビン・スルタン長官がロシアを訪問してウラジミル・プーチン大統領と会談し、

チェチェンのグループは自分たちの指揮下にあり、シリアから手を引けば冬季オリンピックの安全を保証できると持ちかけたと伝えられている。

つまり、シリアから手を引かないとチェチェンを襲撃させると脅したわけだが、プーチンには通じなかった。

その年の10月にバンダルはイスラエルを訪問、その直後からウクライナの首都キエフでは反政府の抗議活動が始まり、翌年2月のクーデターにつながる。このクーデターではイスラエルの影が見えた。
 

 


しかし、今回のサウジアラビア国王のロシア訪問は友好的なものだったようだ。
 

 

一時期、イスラエル首相もロシアを頻繁に訪問していたが、思い通りにならなかったと言われている。

サウジアラビアの場合、どうなるかが注目されている。

すでに原油価格の大幅な下落で財政が苦しくなっていると言われ、アメリカ支配層の心中は穏やかでないだろう。



https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201710070000/




 

ヌスラ戦線司令部を殲滅

  • 2017.10.06 Friday
  • 01:34

 

 

10.4  ロシア航空宇宙軍 シリアの「ヌスラ戦線」司令部を殲滅

複数の独立した消息筋が露国防省に明らかにしたところよれば、「ヌスラ戦線」の首領のアブ・ムハムメド・アリジュリャニは両手を失い、危篤状態にある。

コナシェンコフ報道官はさらに、ロシアの航空隊は「ヌスラ戦線」の野戦司令官12人を殲滅しており、その中にはアリジュリャニの側近で「ヌスラ戦線」の安全保障庁の長官だったアフマド・アリギザイも含まれていると付け加えた。
 

 

 

 

10.4 露国防省 シリア「ヌスラ戦線」司令部攻撃の動画を公開

 

 

 

シリアでの前進    テロリストへの空爆

  • 2017.10.02 Monday
  • 02:42

 

 

9.29  シリア紛争停止の条件は作られた プーチン大統領

 

 

    

 

 

プーチン大統領は、シリアについての合意はロシア、トルコが共に達成した成功と評価し、シリアの内戦を停止するための条件が事実上作られたことを明らかにした。

 


「困難ではあったものの、我々は最終的には肯定的な結果を得ることができた。この合意は我々が共に勝ち得た、絶対的に重要な成功だと思う。

成功は我々の友であるエルドアン氏のものでもある。」プーチン大統領は会談を総括してこう述べた。
 

 


プーチン大統領は テロリストを完全に殲滅し、シリア人を平和な生活に戻すことは極めて原則的なことであり、地域にとってのみならず、全世界にとって重要だと指摘している。

「我々は難民の帰還、彼らが家に帰るための条件を作ろう。

これは国連の庇護のもとでジュネーブで話し合われた長期的な政治の正常化を模索するプロセスの活性化には原則的に重要なことだ。

 

 

 



10.1  シリアでのヌスラ戦線基地へのロシアの空爆の様子【動画】

ロシア国防省は30日、ロシア航空宇宙軍がシリアで国際テロ組織アル・カイダ系の「シリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)」の基地を空爆した様子を映した動画をユーチューブ公開した。
 

 

29日、ロシアの航空宇宙軍の空爆により、シリア北部ハマー県の東部にある「アケルバトの釜」からテロリストを助けようとした国際テロ組織アル・カイダ系の「シリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)」の作戦が阻止された。

 

 

 

 

 

 

また、国防省のコナシェンコフ報道官は最近、シリア征服戦線と「ダーイシュ」(イスラム国、IS)がこの数ヶ月で最も深刻な損失を被ったと発表した。

 

コナシェンコフ報道官によると、10日間でロシア軍の空爆により2300人以上の戦闘員が死に、2700人が負傷した。

 

 

 

クルド独立は満州国樹立   第2のイスラエル

  • 2017.10.01 Sunday
  • 03:11

 

 

イラクのクルド組織が「独立」を問う住民投票を実施、圧倒的な多数が賛成したようだ。

 

アメリカに侵略されて破壊されたイラクの現状、投票の仕組みを考えれば当然の結果だろう。

 

 

圧倒的な多数が独立に賛成したという点はクリミアに似ているが、両者は決定的に違う。

 

クリミアはキエフでネオ・ナチが成功させたクーデターに反対しての行動だったが、クルドの場合はアメリカやイスラエルの中東支配のために行動しているからだ。

 

前者は侵略に反対してのことであり、後者は侵略の一環だ。

 

 

クルドの独立国家ができたなら「第2のイスラエル」になる。

 

前にも書いたが、イラクのクルドは遅くとも1960年代からイスラエルの支配下にある。当時の指導者、ムラー・バルザニはイスラエルの情報機関、モサドのオフィサーになったとも言われている人物だが、その息子、マスード・バルザニは現在の指導者。

 

イスラエルはクルドを支援する目的でクルドが盗掘した石油を買っている。

 

 

 

西側の政府や有力メディアはイスラエルの利益になる組織や人物は実態に関係なく、好意的に扱う。そのため、クルドも英雄的なおとぎ話の主人公として語られてきた。

 

21世紀だけでもイラクやシリアをはじめとする中東、リビアがある北アフリカ、ロシアに接したウクライナなどを侵略、破壊と殺戮を繰り広げてきたアメリカはイスラエルの強い影響下にある。議員の圧倒的多数はイスラエルの忠実な僕だ。

 

 

 

アメリカがイスラエルに逆らわなくなるのは1967年からだと言えるだろう。

 

1963年11月22日に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領は生前、イスラエルの核兵器開発には厳しい姿勢で臨んでいる。

 

同国のダビッド・ベングリオン首相と後任のレビ・エシュコル首相に対し、半年ごとの査察を要求する手紙をケネディ大統領は送りつけているのだ。

 

核兵器開発疑惑が解消されない場合、アメリカ政府のイスラエル支援は危機的な状況になると警告していた。(John J. Mearsheimer & Stephen M. Walt, “The Israel Lobby”, Farrar, Straus And Giroux, 2007)

 

 

 

それだけでなく、ケネディ大統領は「イスラエル建国」のために故郷を追われて難民化したパレスチナ人の苦境に同情、住んでいた家へ戻り、隣人と平和的に暮らす意思のある難民の帰還を認めた国連決議194号の履行を支持していた。(Seymour M. Hersh, “The Samson Option,” Random House, 1991)

 

ケネディ暗殺を受け、副大統領から昇格したリンドン・ジョンソンは上院議員の時代から親イスラエルで知られ、そのスポンサーはイスラエルの建国や核兵器開発のスポンサーだった富豪のエイブ・フェインバーグ。

ハリー・トルーマンのスポンサーでもあった。

 

フェインバーグと並ぶイスラエルの後ろ盾と言える人物はフランスを拠点にしていたエドモンド・アドルフ・ド・ロスチャイルド。そのシオニズム信仰は祖父譲りのようだ。

 

 

 

親イスラエルのジョンソンが大統領だった1967年6月8日、アメリカ海軍の情報収集船、リバティがイスラエル軍に攻撃されている。

 

 

乗組員のうち34名が死亡、171名が負傷しているが、イスラエル軍の執拗な攻撃は船を沈没させ、乗組員を皆殺しにすることが目的だった可能性がきわめて高い。

 

 

アメリカとイスラエルはこれを「誤爆」で処理したが、アメリカの艦船だと報告、命令に背いて攻撃しなかったイスラエル軍のパイロットは処罰されている。状況から考えてもアメリカの情報収集戦だということをわかった上での攻撃だった。

 

 

この攻撃で沈没を免れたリバティは壊された通信機器を修理、第6艦隊へ救援を要請、すぐに空母サラトガから複数の戦闘機が向かおうとしたのだが、艦隊司令官やホワイトハウスは引き返すように命令している。

 

 

救援に向かうのはその約1時間後だった。

 

この時の遣り取りは近くにいたアメリカ海軍の潜水艦や上空を飛んでいた電子偵察機が記録していたが、命令でデータは破棄され、リバティの乗組員には沈黙が命じられた。

 

そうした隠蔽工作の責任者だった人物はジョン・マケイン・ジュニア(ジョン・マケイン上院議員の父親)だ。

 

 

実は、攻撃の2カ月前、ジョンソン政権で秘密工作を統括していた303委員会がフロントレット 615という計画を始めている。

 

イスラエル政府の一部と手を組み、アメリカ軍がエジプトとの戦争に介入する口実を作ることが目的だった。その一部、サイアナイド(シアン化合物)作戦でリバティを沈没させようとしたと言われている。

 

 

しかし、リバティを沈没させられず、生存者がいたことから作戦は破綻してしまった。もし、計画通り沈没させていたなら、ソ連とアメリカとの核戦争が始まっていただろう。イスラエルはアメリカ支配層の弱みを握ったとも言える。

 

 


https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709270000/

 

 

 

 

☆ すぐに空母サラトガから複数の戦闘機が向かおうとしたのだが、艦隊司令官やホワイトハウスは引き返すように命令している。

 

JAL123と同じですね ぞっとします。

 

 


 

 

 

 


 

明治時代から日本はダーイッシュ  北朝鮮の茶番より中東情勢 

  • 2017.09.27 Wednesday
  • 01:20

 

 

日本にもアメリカ軍の恒久的な軍事基地がいくつもあるが、これは中国やロシアを締め上げるための出撃基地。

 

明治時代から日本はダーイッシュと同じように、アングロ-シオニストの傭兵として扱われてきた。

 

例外はアメリカでウォール街と対立していたニューディール派がホワイトハウスの主導権を握っていた期間だけだ。

 

アメリカと朝鮮との茶番劇よりシリア情勢に注目する必要がある。安倍晋三政権もアメリカから何らかの情報を伝えられているか、あるいは命令を受けているかもしれない。

(櫻井ジャーナル)

 




9.26  ロシア軍、シリア北西部イドリブ県のテロ施設に10回の空爆

英国非政府組織「シリア人権監視団」がロシア航空宇宙軍(VKS)によるシリア北西部イドリブ県居住区の攻撃を伝えたことにつき、ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官はこれを否定した。

同報道官は「ロシア航空宇宙軍の飛行隊はシリア・アラブ共和国の居住区を攻撃していない。

"匿名"や"ボランティア"の証言を元にした『監視団』の声明はこれまでと同じく根拠がなく、反政府組織『アル=ヌスラ戦線』およびこれに加わる戦闘員活動の"情報を掩蔽"するものだ」と述べた。


また、無人機の補助偵察と別経路での情報追加確認を終えた後、この24時間でイドリブ県のテロリスト施設に10回の空爆を行ったことも明らかにした。

同報道官によると、居住区から遠く離れたテロ施設も含め、フライトデータレコーダーによる空爆情報が全て記録されているという。


更に、今回破壊された施設や軍事機器は、9月18日に戦闘員がハマー県でロシア軍警察を攻撃した際に使用したものだったと報道官は説明した。


なおロシア国防省は24日、ワレリー・アサポフ中将がシリアのデイルエッゾル県で国際テロ組織「ダーイシュ(IS,イスラム国)」の攻撃を受け、死亡したことを発表していた。



 

 

 

 

アサド  シリア政府軍がユーフラテス川を渡った  露・ミサイル発射

  • 2017.09.23 Saturday
  • 01:39

 


バッシャール・アサド氏が2014年大統領選挙で国民の圧倒的支持を得て大統領に就任したという事実、

 

そのとき国外在住のシリア人がそこで政府・反政府両側の圧力を受けずに自由意思を表明できたはずの投票所開設をドイツ・フランスが許可しなかかった事実をメディアが全く伝えないのはなぜだろう。

 

https://twitter.com/taiyonoibiki/status/868606895522594816

 

 

 

メディアが報道しない本当のシリア・中東⑹2014年5月28日~6月3日・

 

シリア大統領選挙/バッシャール・アサド氏が民主的に選ばれた大統領である正当な理由 -

 

Togetterまとめ https://togetter.com/li/1070913  via @togetter_jp   (ここは削除されています。)

 

https://twitter.com/taiyonoibiki/status/868606033991565312

 

 

 

 

 

シリア政府軍がユーフラテス川を渡り、米軍とクルド軍が支配する地域で ダーイッシュを戦闘を開始

デリゾールを制圧することにほぼ成功したシリア政府軍はユーフラテス川を渡り、対岸のダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に対する攻撃を始めた。
 

 

シリア政府軍がユーフラテス川を渡ったことでアメリカとロシアは難しい決断を迫られようとしている。


16日にその地域をロシア軍は空爆している。

 

その攻撃で指揮下にある戦闘員(クルド系戦闘集団SDF)が負傷したとアメリカ軍は主張しているが、ロシア軍によると、ダーイッシュをピンポイントで攻撃、その際にダーイッシュとSDFは交戦状態になかった。


それに対し、アメリカ軍主導軍は昨年9月17日、F-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機を使ってデリゾールでダーイッシュを攻撃する準備をしていたシリア政府軍を空爆、80名以上の政府軍兵士を殺害している。

空爆から7分後にダーイッシュの部隊が地上でシリア政府軍に対する攻撃を開始していることから、両者は連携していた可能性が高い。

つまりアメリカ側が主張するような「誤爆」ではなかった可能性が高い。


その後、9月28日にアメリカ主導軍は2つの橋を、30日にも別の橋2つをそれぞれ爆撃しているが、その目的はシリア政府軍の渡河を妨害することにあったのだろう。
 

 


2006年にアメリカ軍のラルフ・ピータース中佐はシリア、トルコ、イラクをまたぐ地域にクルド系国家(クルディスタン)を作るという計画を明らかにしている。

中東に「満州国」を作ろうということだろう。


イラクのクルドは冷戦時代からイスラエルの傀儡となり、最近ではシリアやトルコのクルドもアメリカの影響下に入ったようだ。


アメリカ軍はクルド勢力を使ってシリアやイラクの北部に居座るつもりで、サウジアラビアもクルドの支配地に影響力を及ぼそうとしている。
 



イラクの前首相で現在は副大統領を務めているノウリ・アル・マリキはイラク北部に「第2のイスラエル」が出現することを許さないと語り、シリアやイランとの連携を強めている。

 


バラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、トルコ政府によると、アメリカはクルドが支配している地域に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。

シリア政府軍やロシア軍に対する威嚇のつもりだろうが、政府軍の進撃を止められるかどうかは不明。

トルコも北から攻めてくる可能性があるのだが、トルコはNATO加盟国。


そのトルコがロシアから防空システムS-400を購入することで契約が成立したと伝えられているが、このシステムが「クルドの空軍」、つまりアメリカ主導軍に対して使われてNATOが揺らぐ可能性もある。


NATOはヨーロッパを支配するためにアメリカが創設した仕組みであり、これが揺らぐことは避けたいだろう。



https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709200000/


 

 

 

9.22   露海軍の潜水艦、シリアのテロリスト拠点にミサイル発射

 

 

ロシア国防省は、黒海艦隊の潜水艦「ヴェリーキー・ノヴゴロド」がシリアにあるテロリストの施設に向けて巡航ミサイル「カリブル」を発射したと発表した。

 

巡航ミサイルは地中海の水中から現地時間10時11分(日本時間16時11分)に発射。

 

標的となったのは、シリア・イドリブ県にある国際テロ組織アル・カイダ系の「シリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)」の施設。標的までの距離はおよそ300キロだった。

 

 

これより前、ロシア海軍のフリゲート艦「アドミラル・エッセン」は、シリアのデイル・エズ・ゾル居住区にあるテロ集団「ダーイシュ(IS、イスラム国)の施設を標的として、巡航ミサイル「カリブル」を発射した。

 

 

 

 

ベネズエラ政権転覆の計画

  • 2017.09.01 Friday
  • 01:10

 

 

GWブッシュ政権からベネズエラの自立政権を倒すクーデターを米政権は計画  トランプ政権も継続

 

 

アメリカはベネズエラの体制転覆を目論んでいる。

 

ドナルド・トランプ大統領はベネズエラを軍事侵攻する可能性があると8月11日に語り、25日にニッキー・ヘイリー国連大使はベネズエラに対し、「独裁制」を許さないと語った。7月20日にはマイク・ポンペオCIA長官がベネズエラの「移行」が期待できるとアスペン治安フォーラムで語っている。

 

 

そうした動きに対抗、ベネズエラ政府は中国から融資を受け、ロシアの企業へ石油を売却、石油生産設備を外国へ売ることでアメリカの石油企業や銀行に乗っ取られることを防ごうとしている。

 

ここでもアメリカは中国やロシアと衝突しそうだ。

 

 

 

世界を股にかけて侵略戦争を繰り返し、殺戮と破壊を続けている自分たちの「帝国」にとって目障りな政府は公正な選挙で選ばれていても「独裁政権」というタグが付けられる。

 

タグの付け替えで人心を操作しようというワンパターンの手口。そのタグを信じる、あるいは信じている振りをする人も少なくない。

 

 

世界有数の産油国であるベネズエラはラテン・アメリカ自立のカギを握る国で、ここを制圧すれば残る国を屈服させることは容易になる。アフリカ大陸におけるリビアがそうだったのと同じような立場だ。

 

 

そのベネズエラをアメリカから自立させたのが1999年から大統領を務めたウーゴ・チャベス。

 

 

 

アメリカで2001年に誕生したジョージ・W・ブッシュ政権はアフガニスタンへの先制攻撃を実施、03年にはイラク侵略を先制攻撃したが、その間、チャベス排除も試みている。

 

 

2002年にクーデター計画が始動したのだが、その黒幕と指摘されているのはイラン・コントラ事件でも登場するエリオット・エイブラムズ、キューバ系アメリカ人で1986年から89年にかけてベネズエラ駐在大使を務めたオットー・ライヒ、そして1981年から85年までのホンジュラス駐在大使で、後に国連大使にもなるジョン・ネグロポンテ。

 

 

 

クーデターの際、アメリカ海軍がベネズエラ沖で待機、新政権は実業家のペドロ・カルモナを中心に組閣されることになっていたというが、この計画は事前にOPECの事務局長を務めていたベネズエラ人のアリ・ロドリゲスからチャベスへ知らされたため、失敗に終わっている。

 

 

WikiLeaksが公表したアメリカの外交文書によると、2006年にもクーデターが計画されている。

 

「民主的機関」、つまりアメリカの支配システムに組み込まれた機関を強化し、チャベスの政治的な拠点に潜入、チャベス派を分裂させ、アメリカの重要なビジネスを保護し、チャベスを国際的に孤立させるというのだ。

 

 

 

そのチャベスは2013年3月、癌のため、58歳の若さで死亡した。癌の原因が人為的なものかどうかは不明だが、生前、キューバのフィデル・カストロから暗殺に気をつけるよう、経験に基づいて警告されていたことは確か。

 

 

さまざまな暗殺手段が存在するが、癌を引き起こすウイルスも使われていると言われている。

 

 

「疑惑の人」も指摘されている。 チャベスの側近として食べ物やコーヒーなどを運んでいたレムシー・ビリャファニャ・サラサールだ。

 

 

この人物は後にアメリカへ亡命、保護されている。

 

カリスマ性のあったチャベスの死はアメリカの支配層にとってありがたいこと。

 

 

それでも選挙でチャベスの政策を引き継ぐという立場のニコラス・マドゥーロが勝利、アメリカ支配層は社会不安を煽る御得意の工作を始めた。

 

 

2015年2月にもクーデター未遂があったと言われている。

 

 

 

この政権転覆作戦を指揮していたのはNSC(国家安全保障会議)で、それを許可したのはリカルド・ズニーガ。CIAの人間で、対キューバ工作の責任者でもある。

 

 

2月12日にはベネズエラ軍を装った航空機で傭兵会社のアダデミ(かつてのブラックウォーター)が大統領官邸を爆撃、マドゥーロを殺害することになっていた。

 

 

軍事行動の責任者はSOUTHCOM(アメリカ南方軍)で情報部門を統括していたトーマス・ゲリー准将(当時)とアダデミのレベッカ・チャベス。

 

例によって作戦の司令部はアメリカ大使館で、NEDなどを介して現地のNGOを動かしていた。

 

 

アメリカの支配層がベネズエラを「バナナ共和国」へ逆戻りさせたい理由のひとつはシェール・ガス/オイルを軸にした戦略の破綻。

 

 

アメリカはロシアの重要な収入源である石油や天然ガスの輸出ルートを断ち切ってロシアを乗っ取る一方、自国のシェール・ガス/オイルを売りつけようと目論んでいたのだが、大きな問題が浮上している。

 

 

   

 

https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/a6b8f40df3ee54c177ed85866fb9b628da6ea781.70.2.9.2.jpeg



ひとつは生産コストの高さ。2014年の原油相場急落はロシア経済を破綻させることに失敗、イギリスの北海油田にダメージを与え、サウジアラビアを財政赤字に陥らせた。そしてシェール・ガス/オイルの採算割れだ。

 

 

もうひとつは短い生産持続可能期間。

 

当初の生産両を維持できるのは4、5年程度で、7、8年経つと8割程度下落すると言われている。

 

また、シェール・ガス/オイルの採掘方法は地下水を汚染し、地下水に頼っているアメリカの農業の死滅を早めることになる。つまりシェール・ガスやオイルに頼るわけにはいかないのだ。

 

 

 

ロシアで産出される天然ガスや石油の主要マーケットはEUであり、その主要な輸送ルートであるウクライナを属国化することで輸送を断ち切ろうとしたのがアメリカの好戦派。

 

2014年2月にネオコンはネオ・ナチを手先に使い、ウクライナでクーデターを成功させるのだが、思惑通りには進まなかった。

 

 

EUは窮地に陥ったが、ロシアは東を向き、中国と結びついたのだ。両国は戦略的なパートナーになった。

 

 

ウクライナのクーデターから間もなくして原油相場が急落したが、これはアメリカやサウジアラビアが仕掛けたと言われている。

 

2014年9月11日にアメリカのジョン・ケリー国務長官とサウジアラビアのアブドラ国王が紅海の近くで会談しているが、これは相場下落の謀議だったとも噂された。

 

 

ネオコンのH・R・マクマスター国家安全保障補佐官はベネズエラへ近い将来に軍事侵攻することを計画していないと語っているが、軍事侵攻しないということではない。

 

 

トランプ大統領の過激発言によって軍事侵攻しにくくなったという側面もある。

 

 


https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708270000/

 

 

 

 

 

ネタニヤフの 殺害恐喝  vs  プーチン

  • 2017.08.31 Thursday
  • 01:27

 

 

イスラエル首相は露大統領に シリアのアサド大統領を殺すと脅かしていたが 効果はなかった

 

 

8月23日にロシアのソチでウラジミル・プーチン露大統領と会談した際、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は

 

 

シリアでイランの影響力が拡大していくなら、バシャール・アル・アサド大統領の官邸を爆破、大統領本人を殺害すると警告していたという。

 

 

イランやヒズボラがシリアに恒久的な基地を建設するなら軍事侵攻の可能性もあると前の国家安全保障会議議長が7月17日に語っているが、ネタニヤフは今回、アサド殺害を鮮明に示したということだ。

 

 

それに対し、プーチンはイランが中東における戦略的な同盟国だと言い、イスラエルはロシアにとって重要なパートナーだと表現したということになる。

 

 

前にも指摘したように、プーチン大統領は友好的でない重要な関係国をパートナーと呼ぶ。

 

 

 

前にも書いたように、ロシアは特殊部隊をシリア領内で活動させ、防空システムのS-300、S-400、パーンツィリ-S1を配備しているが、シリアとロシアはさらに一歩進めて統合防空システムを作り上げられたようだ。

 

またヒズボラが使っている対戦車兵器のRPG-29、AT-14コルネット、メティスMでイスラエルの最新戦車、メルカバ4は破壊されている。

 

 

また、状況によっては地中海にいる艦船からカリバル(巡航ミサイル)を発射するだろう。

 

カスピ海から長距離を飛行できる巡航ミサイルで正確に攻撃できることはすでに証明済み。

 

さらに長距離爆撃機やマッハ6から7で飛行する弾道ミサイルのイスカンダルが使われることもありえる。イスラエルは簡単にシリアへ軍事侵攻できない。

 

 

 

イスラエルが強い影響力を及ぼしているクルド勢力との結びつきをアメリカも強めている。

 

クルドが支配しているシリアの北部に建設されていた7つの基地へバラク・オバマ政権は昨年9月に特殊部隊を派遣したが、今年に入って第11海兵遠征部隊もシリアで戦闘態勢を整えたと報道されている。

 

 

かつてはアメリカのシリア侵略に協力していたトルコ政府によると、アメリカはシリア領内に10カ所以上の軍事基地を建設済みだともされている。

 

 

 

今回、ネタニヤフはプーチンを脅して譲歩させようと目論んだのだろう。2013年7月にモスクワを訪問したサウジアラビアのバンダル・ビン・スルタン総合情報庁長官(当時)と同じことをしたわけだ。

 

 

その際、スルタンはプーチン大統領に対し、シリアから手を引けばソチ・オリンピックの安全を保証できると持ちかけたとされている。

 

当時、チェチェンの反ロシア武装グループはオリンピックでの破壊活動を行うとしていた。

 

 

シリアから手を引かなければオリンピックを攻撃させるとスルタンは脅したとプーチンは理解、その提案を拒否した上で、「ここ10年の間、チェチェンのテロリスト・グループをあなたたちが支援していることを知っている」と言い放ったという。

 

 

プーチン政権に脅しは通じないのだ。それをネタニヤフは理解できていない・・・威圧して屈服させるということしかできないのかもしれないが。

 

 

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708300000/

 

 

中東   露軍・ISを破壊   米・シリアに地上軍を侵攻

  • 2017.08.23 Wednesday
  • 00:40

 

 

 

8.21  ロシア軍 シリア最後の拠点に向かうISの車列を破壊【動画】

 

ロシア航空宇宙軍が、シリア北東部の都市デリゾールに向かっていた「イスラム国(IS)」の車列を破壊した。ロシア国防省が声明で発表した。
 

 

デリゾールではIS戦闘員が再び集結し、シリアにおける自らの最後の拠点の軍備を整えようとしている」と、声明では述べられている。


同省の情報によれば、200人を超えるテロリストが殺害され、迫撃砲等を備えた20台を超える車両、および戦車等が破壊された。

IS戦闘員は、8月の1ヶ月間にわたってデリゾール県に戦力を集中しようとしているという。


「デリゾール郡でのISの壊滅は、この国際テロ組織にとってシリアにおける戦略的打撃を被る敗北となるだろう」と国防省では強調している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎ 米 シリアへ地上軍が侵攻。 占領

 

 

ユーフラテス川の北へアメリカ軍が侵攻、イスラエルの影響下にあるクルド勢力と連携して「数十年」の間、占領すると伝えられている。いわば「満州国」の樹立だ。


本ブログでは繰り返し書いてきたが、シリアの戦乱は「内戦」でなく「侵略」だ。

侵略の黒幕はアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの3国同盟が中心で、イギリス、フランス、トルコ、カタール、ヨルダンなどが協力する布陣。

 

 

「民主主義を望むシリア市民が独裁者の打倒を目指して蜂起した」という一般受けしそうなシナリオを侵略国の支配者は配下のメディアを使って宣伝していたが、その嘘は早い段階から明らかにされている。

 

 

シリア政府を倒すために戦闘員や武器/兵器が送り込まれている最中、西側の有力メディア「市民の蜂起」というおとぎ話を宣伝していた。

 

その後もシリアで戦闘が続き、侵略軍が優勢になる理由のひとつは、西側の有力メディアが真実を語らなかったことにあると言えるだろう。

 

 

そうした流れを変えたのが2015年9月30日に始まったロシア軍の空爆。

アメリカ主導軍と違い、ロシア軍はシリア政府の要請に基づいての軍事介入だった。そして戦況は一変、侵略軍は押され始め、今では崩壊寸前になっている。そこでアメリカは地上軍を軍事侵攻させざるをえなくなった。

 


https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708190000/


 

 

8.18  シリア、米軍主導の有志連合解散を国連に呼びかけ

シリアの国連大使が国連のグテーレス事務総長と安保理に送った書簡を基にスプートニクが報じた。

シリア政府は有志連合の参加国に対して、「彼らの名の下に有志連合が犯す犯罪から離れ、連合を即刻解散する」よう呼びかけた。
 

 

シリア軍   イラク

  • 2017.08.16 Wednesday
  • 01:21

 

 

8.14  シリア軍、ダーイシュ陣地でエル・クデルの無血奪取に成功=露国防省

空挺部隊の行動と過激派組織「ダーイシュ」(イスラム国、IS)への効率的な空爆により、シリア政府軍は損失なしでエル・クデルの奪取に成功した。ロシア国防省が発表した。


「士気が低下し戦闘能力を失ったテロリストはこの地域から撤退した」と強調されている。

作戦の結果、シリア軍の管轄下には、面積にしておよそ60平方キロ、そして3つの村と2つの油田が入った。




8.14  ロシアは近いうちにも戦車T-90のイラクへの供給を開始する ロシアの駐イラク大使






大使は「近いうちにも先に調印された契約に従い、イラクへの戦車T-90の供給が始まる。また軍事・技術協力の別の方向性に関する協議が続けられている」と述べた。


先に、軍事・技術協力担当ロシア大統領補佐官のコジン氏は「イズヴェスチヤ」紙に、ロシアとイラクはシリアで自らを売り込んだロシア製戦車T-90の供給契約を結んだと伝えた。

第一段階で供給されるのは戦車73台。


これより前、米国はトルコに圧力をかけて、トルコがロシアの地対空ミサイル「S400」を買わないようあらゆる方法で試みていると一連のトルコ紙はこのような見方を示した。




◎ イラクが米離れ  米はモスルで基地建設

2014年6月からダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に制圧されていたモスルをイラク政府軍が奪還したが、その近く、ニネベ地方にアメリカ軍は大規模な軍事基地を建設していると伝えられている。

現在建設中の基地のほか、さらに4基地をこの地方に作る予定だという。占領の永続化。イラクの自立を許さないための仕組み作りだと言えるだろう。


イラク北部を支配しているKRG(クルディスタン地域政府)はイラクからの分離独立を目指しているが、そうした動きに合わせ、サウジアラビアもヨルダンやアラブ首長国連邦と一緒に独立を支援、その代償としてクルディスタンに自分たちの軍事基地を作らせるように求めていた。

 



マスード・バルザニに率いられているイラクのクルドは1960年代からイスラエルの支援を受けていることで知られている。


イスラエルの傀儡になった当時、クルドを率いていたのはマスードの父親、ムラー・ムスタファ・バルザニだ。その後、バルザニの勢力は一貫してイスラエルと手先としてイラクを不安定化させる活動を続けてきた。






シリアのクルドは少し違うのだが、2015年9月30日にシリア政府の要請を受けたロシア軍が空爆を始めてからダーイッシュやアル・カイダ系武装勢力の支配地域は縮小、今では崩壊寸前になっている。

そうした武装勢力のうち幹部はすでにアメリカ軍が救出したようだが、替わってシリア政府軍と戦い始めたのがクルド勢力。アメリカへ寝返ったようだ。


現在、シリアのクルド勢力はアメリカから武器を供給され、空からの支援も受けている。このシリアにアメリカ軍は10カ所以上の軍事基地を建設済みだと言われている。

 



ところで、モスルをダーイッシュが制圧したのは2014年6月。ファルージャで「イスラム首長国」の建国が宣言されてから5カ月後のことだった。

モスル制圧の際、ダーイッシュの部隊はトヨタ製小型トラック「ハイラックス」を連ねて走行、その光景は写真に撮られて世界に発信された。


パレードは勿論、ダーイッシュの動きをアメリカの軍や情報機関はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、あるいはエージェントによる人的な情報網などで把握していたはずだが、全く動いていない。ダーイッシュの軍事作戦を傍観していたのだ。

 



モスル制圧の2年前、2012年にアメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)は反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団だと指摘、バラク・オバマ政権が宣伝していた「穏健派」は存在しないとする報告書をホワイトハウスへ提出している。

その中で東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されている。


2012年の報告書が書かれた当時のDIA局長、マイケル・フリン中将はダーイッシュが売り出された直後の2014年8月に退役させられているが、その翌年の8月、アル・ジャジーラの番組へ出演、ダーイッシュが勢力を拡大できたのはバラク・オバマ政権の政策があったからだと指摘している。これは事実だ。

 



モスルがダーイッシュに制圧される直前、2014年3月にイラク首相だったヌーリ・アル・マリキは、アメリカの同盟国であるサウジアラビアやカタールがイラクの反政府勢力へ資金を提供していると批判、ロシアへ接近する姿勢を見せていた。
 

その翌月に行われた議会選挙では彼が党首を務める法治国家連合が第1党になり、本来なら彼が首相を続けるのだが、指名されない。アメリカ政府が介入したと見られている。首相に選ばれたのはハイデル・アル・アバディだ。


マリキは副大統領を務めているが、7月23日から4日間にわたってロシアを訪問し、ウラジミル・プーチン大統領、セルゲイ・ラブロフ外相、ロシア議会のバレンティナ・マトビエンコ議長らと会談した。


議長と会った際、「ロシアは歴史的にイラクと強く結びついている」とした上で、イラクにおいてロシアが政治的かつ軍事的に面で強い存在になることを望んでいると語ったと伝えられている。
 

 


25日に行われたマリキとプーチンの会談ではT-90戦車について触れられたというが、イラクはロシアからそのタイプの戦車を73両、購入するとも報道された。

アメリカ製の主力戦車、M1A1 エイブラムズが性能面でT-90より劣っているということもあるだろうが、ロシアとの関係強化もその目的のひとつだろう。


https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708140000/







 

 

シリアを分断する計画   サウジ王子死亡

  • 2017.08.10 Thursday
  • 00:52

 

 

シリアではユーフラテス川沿いにある要衝、ラッカやデリゾールで戦闘が続いているが、アメリカ、サウジアラビア、イスラエルを中心とする勢力がシリアへ送り込んだ傭兵軍は敗走、壊滅は時間の問題だと見られている。


そうした状況を受け、ドナルド・トランプ大統領はシリアにおけるCIAによる反シリア政府軍への支援工作を止めると発表した。


ダーイッシュが売り出されたのは2014年で、その直後にアメリカ軍がシリアを攻撃しはじめたが、シリアの重要な施設が破壊されて市民の犠牲者が増える一方、ダーイッシュはダメージを受けずに勢力を拡大させていた。

 



そうした戦況を一変させたのがロシア軍。

シリア政府の要請で2015年9月30日に軍事介入すると、急速に傭兵軍は支配地を縮小させはじめた。


その傭兵軍に見切りをつけざるをえなくなったアメリカ政府は自国の軍隊をシリアへ侵攻させる一方、侵略の手先をクルド軍に切り替えている。

 

 

 

 

 

 

イラクのクルド勢力はイスラエルの傀儡だが、トランプ米大統領は5月にシリアのクルド勢力(YPG)に対する武器供給を承認した。

SDF(シリア民主軍)はYPGの指揮下にある。このアメリカ政府の決定がトルコ政府を刺激し、両国の関係を悪化させる一因になった。


5月にはダーイッシュにとって大きな出来事があった可能性が高い。

 


この月の28日にロシア軍はダーイッシュの幹部がラッカの近くに集まるという情報を得て空爆しているが、その際にアブ・バクル・アル・バグダディを含む約30名の幹部が殺されたことはほぼ間違いない。これ以降、ダーイッシュは混乱、崩壊の速度が速まった。


その後もラッカ周辺でロシア軍の支援を受けたシリア政府軍はダーイッシュなどの武装勢力を攻撃しているが、アメリカ軍やクルド軍もラッカ制圧を目指している。


シリアの赤新月社(イスラム国以外の赤十字に相当)の幹部でラッカで活動しているディナ・アル・アッサドによると、アメリカ主導軍はラッカの病院を化学兵器と見なされている白リン弾で攻撃、病院自体だけでなく、発電施設や救急車が破壊された。
 

 


ラッカをクルドの都市にしようとしているアメリカにとって、元々の住民は邪魔な存在。ちなみに、西側で宣伝されている白ヘルはダーイッシュやアル・カイダのために働いている。
 

 

イラクではモスルでダーイッシュは敗北したが、その前にアメリカやサウジアラビアは約9000名の「ムジャヒディン」をデリゾールやパルミラへ安全に移動させようとしている。

ただ、一部はシリアへは向かわずに出身国へ戻ったと見られている。モスルに残った戦闘員はこうした移動に参加しなかった人たちだ。



ラッカやデリゾールの近くを流れているユーフラテス川より北をアメリカはクルドの支配地にしようとしている。

シリアを分割しようとしているわけだが、イスラエルには、ナイル川からユーフラテス川まで、地中海から東はヨルダン川までをイスラエルの領土にするという「大イスラエル構想」が存在する。


イスラエルは今でもシリア南部で侵略戦争を継続中だ。
 


https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708060000/
 

 

 

 

 

8.8   サウジアラビアで26歳の王子が死去

サウジアラビア王室は、サルマン・ビン・アブドゥッラー・ビン・トゥルキ・アル・サウド王子が死去したと発表した。国営サウジ通信(SPA)が、事務局の情報を引用して報じた。


死因は発表されていない。
 

 

なお通信社Eremnewsは、王子と近しかった人々の話として、王子は26歳で、死因は心臓発作だったと報じている。

 

アルジャジーラの報道   モスル解放

  • 2017.07.28 Friday
  • 01:05

 

ちきゅう座

<坂井定雄(さかいさだお):龍谷大学名誉教授>


モスル解放のニュースは洪水のように、世界で報道された。

主としてネットを通じてできるだけ多くの報道に目を通したが、

 

中東カタールに本社がある国際衛星テレビ局アルジャジーラの報道がとりわけ優れていると思った。


アルジャジーラについては、6月29日の本欄で「アルジャジーラを潰すな!中東唯一の自由な国際衛星TV局。サウジ、エジプトらが閉鎖要求」で書いた。

サウジアラビア、エジプトなど中東4か国が、6月5日に国交断絶、わずかな通行ルートを残して陸路、航空路を閉鎖、22日には、イランとの外交関係の縮小、エジプトのムスリム同胞団やシリアの一部反政府過激派への援助の停止、アルジャジーラの閉鎖など13項目を要求。


カタール政府はこれらすべてを拒否した。

アルジャジーラも従来通り、アラビア語、英語報道を続けてきた。

 

 

モスル解放の報道でも、その報道姿勢は、英BBC以上に、人の命、人権を尊重する立場を失わずに、戦場から、後方の難民キャンプから、首都バグダッドから、現地報道を続け、イラク軍や米軍の行動に対しての批判も避けなかった。


その中から、ここでは、アルジャジーラ電子版が伝えた、イラク政府のモスル解放宣言(7月10日)前後に

 

アルジャジーラ取材陣が現場で撮影した写真を紹介しよう。


(写真説明)撮影者はアルジャジーラのEmanuele Satolli.
 

 

「イスラム国IS]支配から解放されたモスル市西部。

 

自宅の地下などに何週間も隠れていた市民たちが、激しい爆撃と銃撃戦で瓦礫となった街頭に出てきた。

 

 

    

 

      自宅の壁の穴から出てきた女性

 

 

    

 

     まだ、自宅の地下室からでられなかった家族

 

 

    

 

ISの抵抗が終わり、かってはにぎやかだった街頭に出てきた市民たち

 

 

 

    

 

      赤ちゃんをだいてでてきた女性

 

 

    

 

   高級だったモスル・ホテルのロビーで休むイラク兵たち


http://chikyuza.net/archives/74912
 

 

 

 

 

       ロシアからの画像

 

 

     

 

シリア、クネイトラにロシア敵対方面和解センターが人道援助物資を届ける

 

 

 

 

     

 

     イラク、モスルの学校の校庭で女児らが遊ぶ

 

 

ISとトヨタ

  • 2017.07.21 Friday
  • 01:39

 

 

ISはなぜトヨタ車を愛用するのか−米が説明要求

 

 

中東の過激派組織「イスラム国(IS)」が数百台ものトヨタ製四輪駆動車を使用していることについて、米政府がトヨタに対し、ISがどういう経路で車を入手しているのか説明するよう求めている。

 

ISが公開している宣伝ビデオに決まって登場するのはトヨタのピックアップトラック「ハイラックス」と多目的スポーツ車(SUV)「ランドクルーザー」であると、複数のメディアが6日夜から7日朝にかけて報じた。

 

 

 

米ABCテレビによると、元米国連大使のマーク・ウォレス氏は「残念なことに、トヨタのランドクルーザーとハイラックスは事実上、ISブランドのひとつになっている」と話した。

 

 

ウォレス氏は現在、テロリスト集団の金融ネットワークを暴くことを狙った「過激派対策プロジェクト」の責任者を務めている。

 

同氏は「トヨタが意図的にそこから利益を得ようとしているとは思わないが、彼らは警告を受けたのだから、もっと何か手を打つべきだ」と述べた。

 

 

ISが使用している車両に関する疑念は何年も取りざたされていた。

 

トヨタの中古車を再利用しているほか、数百台もの新車を手に入れているからだ。

 

 

ISが隊列を組んで行進する最近の映像に映っている車両の3分の2余りがトヨタのエンブレムのついた白い車両だ。

 

 

残りは三菱自動車や いすゞ自動車 、韓国の現代自動車などだ。

 

 

短文投稿サイト「ツイッター」には、こうした状況をネタにしたジョークが投稿されている。

 

 

米独立系で保守的な報道機関ザ・ブレイズが今年制作したパロディー広告も再び登場している。

 

 

その広告のうたい文句は「Toyota ISIS: We’re good for jihad!(トヨタ・アイシス:ジハードにふさわしい車だ!)」

 

 

 

 

 

もっとも、トヨタの「アイシス」が「ISiS」と表記されることについて、単なる偶然の一致だとする投稿もある。

 

 

トヨタは米テロ対策当局の調査に「協力している」とし、戦闘やテロ行為に利用する可能性のある相手には車両を販売しない方針であると述べた。

 

報道によると、トヨタはISがどういう経路で同社のピックアップトラックやSUVを入手しているのかは不明であり、一度購入された車両が中間業者によって再販されたり、または盗難に遭ったりした場合にはそれを追跡するのは不可能だとしている。

 

 

http://jp.wsj.com/articles/SB11828848094781684513604581280681440845092

 

 

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