日米の綻びを覆い隠す 天皇とマスコミの役割

  • 2019.05.21 Tuesday
  • 21:57

 

 

共同通信配信記事は、「日米共同声明見送りへ」と伝えました。

 

「貿易交渉と北朝鮮対応で日米の立場に隔たりがあるため」(19日付地方各紙)です。

 

 

「隔たり」は日米軍事同盟のほころびの一端といえるでしょう。

 

 

  そのほころびを覆い隠し繕うために、トランプ滞在中、大相撲観戦など数々の演出が計画されています。

その中心がトランプ氏と徳仁天皇の会見・会談です。

 


天皇の言動は何でも賛美する日本のメディアが、トランプ氏との会談を持ち上げるのは必至です。

 

まして、徳仁天皇にとっては就任後初の「国賓」であり、メディアの礼賛は目に見えています。

 

 

日米軍事同盟のほころびを繕い、さらに強化するための天皇と大統領の会談。

 

これこそ天皇(制)の政治利用でなくてなんでしょうか。

 

 

  それは今回だけではありません。

 


トランプ氏は2017年11月5日、就任後初めて来日し、翌6日に明仁天皇(当時)と会談しました。

 

そのもようはこう報じられました。

 

 

「宮内庁によると、大統領は今回の訪問について『すべてうまくいっています。

 

安倍晋三首相とは北朝鮮問題、防衛協力、通商問題など様々な問題について充実した意見交換を行っています。

 

現在日米関係はかつてなく良好です』と話し、

 

 

陛下は『それを聞いて喜ばしく思います。

 

両国はかつて戦争した歴史がありますが、その後の友好関係、米国からの支援により今日の日本があるのだと思います』と話したという」(2017年11月7日付朝日新聞)

 

 

トランプ氏は天皇に日米同盟関係が「かつてなく良好」だと報告し、明仁天皇は「それを聞いて喜ばしい」とエールを送ったのです。

 

天皇のきわめて重大な政治的発言です。

 

 

トランプ氏が言う安倍氏との会談で一致した「北朝鮮問題」とは、

 

「すべての選択肢がテーブルの上にある」として武力行使も辞さないとした対朝鮮敵視の姿勢です。

 

また「防衛協力」とは、トランプ氏が強硬に米国製兵器の売り込みを図ったのに対し、安倍氏がそれを唯々諾々と受け入れて巨額の米国製兵器の購入を約束したことです。

 

 

明仁天皇の発言はたんなる政治的発言ではなく、こうした「北朝鮮問題」「防衛協力」について

天皇が安倍氏とトランプ氏に賛意を示したものであり、二重三重に重大です。

 

 

天皇と日米同盟の関係は、徳仁氏の祖父である天皇裕仁が、

 

自己保身と「国体(天皇制)護持」のために沖縄をアメリカに差し出した「沖縄メッセージ」(1947年9月20日)に始まり、

 

日米安保条約締結(1951年9月8日調印)へ向けた裕仁の暗躍など、切っても切れない関係です。

 

 

明仁氏は皇太子時代から父・裕仁を踏襲し、日米同盟の維持・強化に努めてきました。徳仁氏もまたそうした祖父や父の跡を継ごうとしています。

 

 

天皇の日米軍事同盟への関与は、憲法が禁じる政治関与であることはもちろん、憲法の平和主義にも逆行するものであり、絶対に許すことはできません。

 

 

https://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara/e/f49a82c34a7f426bff1b4d74e943fd63

 

 

 

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