天皇はなぜ樹を植えるのか

  • 2019.06.05 Wednesday
  • 21:55

 

 

 徳仁天皇・雅子皇后は1日、就任後初の「地方訪問」として、「全国植樹祭」に出席するため愛知県を訪れました。

 

 

NHKをはじめテレビメディアは、「日の丸」の小旗を振って感激する「一般市民」(動員されたものも含め)の姿・声を取り上げ、「歓迎」ぶりを大きく報じました。

 

 

 天皇・皇后はなぜ植樹祭に出席するのでしょうか。

 

緑化問題に関心があるからではありません。それは裕仁天皇(写真右)から始まり、明仁天皇へ引き継がれた「天皇の公的行為」(憲法の規定にはない行為)であり、

 

天皇の権威を高め、それを政治利用しようとする国家権力の政治的思惑の歴史に貫かれています。

 

 

  敗戦後、天皇の地方訪問(行幸)が復活するのは1947年夏からですが、

 

その動機は、

戦争責任の追及を避け、「権威」の復活を図ろうとする天皇(保守派)と、

占領下の国民の不満・批判を天皇を利用して抑えようとするGHQの利害が一致したものでした。

 

 

 「GHQ民間情報教育局の非公式顧問を務めるレジナルド・ブライスという人物が、侍従長に書簡を送った。

 

食糧配給制度が間もなく機能しなくなるとの認識のもとに、彼は天皇にこの深刻な問題に対処することを求めた。…

 

天皇は危機に瀕した現状を行幸で改善しようと、マッカーサーとGHQの広報担当顧問の積極的な支持のもとに旅行を開始した」(ハーバート・ビックス著『昭和天皇下』講談社学術文庫)

 

 

 1950年代に入って、天皇の行幸は本格的・計画的に行われます。

 

それは日米安保条約(51年調印、52年発効)、自衛隊発足(54年、前身の保安隊発足は52年)と深く関係していました。

 

 

 「日本再軍備以降の天皇(制)利用は、1953年のイギリスのエリザベス女王の戴冠式に皇太子(明仁―引用者)を送ることから始まった。…

 

いっぽう天皇は、まず国内で、非政治的な装いのもとで、きわめて政治的に、

 

国民体育大会(51年10月)や全国植樹祭(52年4月)、全国戦没者追悼式(52年5月)に出席し、

 

象徴的権威を示威し、53年11月からは、天皇主催の園遊会が開始され(た)」(牛島秀彦著『昭和天皇と日本人』河出文庫)

 

 

 「全国植樹祭」への出席は、地方への行幸によって天皇(制)の「権威」を高め、

 

庶民の権力批判を抑え、日米軍事同盟、再軍備(自衛隊発足)を強行することに利用する政治的思惑から始まったものだったのです。

 

 

 さらに、天皇の行幸がそうした政治的効果を持つと国家権力が考えた背景には、

「市民」の天皇崇拝とメディアの報道があったことに留意する必要があります。

 

 

 「(1947年)6月初旬に天皇が大阪に着いたとき、

 

戦災地の視察を主目的とするはずの巡幸は、まるで壮麗な凱旋パレードのような様相を呈した。

 

 

禁じられている日の丸の旗が屋根屋根にはためき、万歳を叫ぶ数千人の歓迎の市民によって打ち振られた。事情を知らない人が見たら、最終的に勝利を収めた天皇を全国民が祝福していると思っただろう」(ハーバート・ビックス前掲書)

 

 

 

 こうした状況に対し、作家の坂口安吾は48年1月に発表した「天皇陛下にささぐる言葉」でこう述べました。

 

 「天皇が現在の如き在り方で旅行されるということは、

日本がバカになりつつあるということ…かくては、日本は救われぬ」(原武史『昭和天皇』岩波新書より)

 この坂口の嘆きを、71年後の今日、はたして過去の話と一蹴できるでしょうか。

 

 

 

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 『「象徴天皇制」を考える供,修硫甬遏現在、そして未来』を自費出版します。

 

 前回(2017年11月)出版したものの続編で、17年6月から今年5月7日までの「アリの一言」の中から天皇制に関するものを拾いました(前書きと資料1点=明仁天皇の生前退位ビデオメッセージ)。」

 

印刷部数の目安のため、以下の要項で予約を募集します。

  

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  〇予約締切=ご予約は6月6日で締め切ります。予約数以上に印刷しますので、後日のご購読お申し込みも可能です(部数のある限り)

 

  〇予約お申込み=件名に「本予約」とお書きのうえ、お名前、ご住所(お送り先)郵便番号、部数を以下のEメールアドレスにご送信ください。  Eメールアドレス:satoru-kihara@alto.ocn.ne.jp

 全くつたない内容ですが、何かの参考になれば幸いです。よろしくお願いいたします。

 

 

https://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara/e/39c3e1d47c423e134469a2e637aa7167

 

 

 

 

☆ ニセ天皇を作ったのは つくづく 在日の文化 だと つくづく 確信してきました。

 

どれも 似ています ・・・

 

ヨン様 ブームとか 

 

思惑があって がむしゃらに 強引に 暴力で 売り込んでいく

 

そのためには

 

嵐のような マスコミ利用と そして 「サクラ動員」と 国中の週刊誌が それ一色になるとか ・・・

 

 

これは

 

慎みと理性と 善悪基準がある 人間のものではないですね。

 

 

戦犯と 日本潰しの張本人を 神としていく 在日文化というのは

 

自分たちが その中でのみ 生活ができる という 「覚悟」を ひしひしと感じます。

 

 

 

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